「年配の人は気難しい…。」と思っていませんか?
60代以上の患者さんから指名・リピートをしてもらう確率は低いのではないでしょうか。
近年では年配者と接する機会が減り、どう接すればよいのか分からない若い整体師もいます。
だからこそ、年配者に好かれる整体師になれると強い!
今回は60代以上の患者さんに好かれる3つのポイントを紹介します。
ポイント①聞き役になる
患者さんの状況を把握するために問診したり、施術中にコミュニケーションを取ったりしますよね。
その際、相手が施術にあまり関係ない話や同じ話を繰り返しても「うんうん」と聞くという姿勢が大切。
こちらから一方的に話すのもやめましょう。
60代以上は一人で暮らしている患者さんも多く、会話をすることで喜んでもらえます。
患者さんが心を開いてくれてファンになりやすくなります。
年配者の前では聞き役に徹しましょう。
ポイント②分かりやすく話す
60歳を超えると、どうしても耳の機能が衰えてきます。
特に女性整体師の高い声は聞こえにくくなります。
うまく聞き取れない為に何度も聞き返したり、そもそも話しかけられていることに気づかなかったり。
分かりやすく説明するには、以下のコツを覚えておきましょう。
- 低音でゆっくり話す
- パ行・タ行・カ行・サ行をハッキリと発声する
- 専門用語を使わない
- 顔を見ながら相手に向かって話す
- 筆談や身振りなどを取り入れる
年配者にも聞き取りやすい話し方を心がけましょう。
ポイント③配慮しすぎない
おじいちゃん・おばあちゃんだからと配慮しすぎるのもNGです。
「年寄り扱いするな!」「まだまだ若いわよ!」と怒られてしまうエピソードはよく聞きますよね。
例えば、施術が終わって立ち上がる時につらそうにしている場合。
「手伝いましょうか?」と声を掛けてよいのか迷いますよね。
初めての施術では少し様子を見てから声を掛けるのが正解です。
親切心と捉えるか、年寄り扱いされたと捉えるか、患者さんの性格に合わせましょう。
気の遣いすぎも相手の負担になり得ます。
まとめ:60代以上に好かれる整体師になろう
正しい施術を行う技術と、年配の方とも仲良くなれるスキルがあれば、鬼に金棒。
3つの条件を満たせば、年配者とのコミュニケーションが円滑になります。
- ポイント①聞き役になる
- ポイント②分かりやすく話す
- ポイント③配慮しすぎない
最初は何度も怒られてしまうかもしれませんが、その失敗から対応力が磨かれます。
60代以上の患者さんに好かれ、指名・リピートを掴みましょう。