【整体師】大変なことって?長く活躍するための対処法

整体師について調べていると、「きつい」「疲れる」「つらい」というワードが出てきます。

整体師に憧れを持っている人はドキッ!としますよね。

私にも続けられるかな…?

と不安にもなるでしょう。

しかし、どんなお仕事にも悩みは存在しますし、前もって予防策を立てることができます。

そこで今回は整体師になる前に知っておきたい、大変なこととその対処法を紹介します。

親指に体重を乗せるから…腱鞘炎

整体師の職業病と言えば、腱鞘炎。

指を使うお仕事のため、整体業界では腱鞘炎に悩まされている人が多いんだとか。

腱鞘炎になると手の甲に腫れ・痛みが起こり、親指を曲げると手首が痛みます。

原因は指の使いすぎ。

整体師は自分の体重を親指一本に乗せて押します。

患者さんは「強く押されるのが好き」という人が多く、施術の度に思いっきり力を込めますよね。

「物足りない」と思われたら、別の整体サロンに行ってしまうかもしれません。

しかし、腱鞘炎は親指・手首を休ませないと治りません。

「そのうち治るだろう」と腱鞘炎を放置していると、腕に力が入らなくなり、手術が必要になるかもしれません。

立ちっぱなしで施術するから…腰痛

日本整形外科学会の調査によると、日本で腰痛持ちの人は約3000万人いると言われています。

ちなみに腰痛とは症状の名前で、代表的な病気は「腰椎椎間板ヘルニア」と「腰部脊柱管狭窄症」。

整体師は患者さんの腰痛・肩こりを治すのが仕事ですが、自分自身も腰痛に悩まされているという話もよく聞きます。

それもそのはず、基本立ったままで施術を行うため、腰への負担が大きいのです。

特に繁盛している整体サロンでは、座って休憩するチャンスもあまりないのが現状。

じっとしていても腰が痛むようなら、整体師のお仕事は続けられません。

あなた自身の体を大切に

整体師は自分の体を使って、1日に何人もの患者さんを相手します。

とても体力を使うので、帰る頃にはヘトヘトになるでしょう。

さらに腱鞘炎や腰痛などの職業病にかかれば、余計きつく感じるはず。

整体師として長く働きたいなら、無理をしないことです。

指や腰に負担をかけない手技を覚えたり、休憩時間を増やしたり、自分自身のケアも忘れないようにしましょう。

まとめ:腱鞘炎・腰痛対策をしよう

整体師は患者さんの不調を改善するという素敵なお仕事です。

ですが、大変なことにも目を向けて。

親指に体重を乗せるために腱鞘炎、立ちっぱなしで施術するために腰痛を引き起こす可能性が考えられます。

整体師の苦労をあらかじめ知っておくと対策できるはず。

整体師として、患者さんと自分自身の体をケアしていきましょう。

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