民間団体が主催する整体スクールの費用は10万円から100万円と幅広く、「できるだけ安いスクールを」と思うかもしれません。
しかし、値段だけで選ぶと内容に満足できないまま卒業…なんてことになりかねません。
整体師として生きていくためには3つのスキルが必要です。
- 知識
- 技術
- コミュニケーション能力
整体スクールのカリキュラムに組み込まれているか必ずチェックしましょう。
今回は整体スクールで学べること3つを紹介するので、スクール選びの基準にしてください。
体についての知識
人間の体について深く知る整体師は、患者さんの悩み解決に近づけます。
患者さんは不調・痛み・違和感を抱えて来院します。
中には身体の広い範囲で症状が出ていて、どこがどう痛いのか自分で説明できない人も。
整体師は痛みの原因を探して、患者さんに最適な施術を行わなければなりませんが、そもそも体の仕組みを知らなければ原因が分かりません。
整体スクールでは筋肉・骨格の他に解剖学や生理学を学べるところもあります。
痛みが出るのはどのような動作か?どのようなタイミングなのか?などを総合的に見て、豊富な知識から原因を探るのです。
体を整える技術
整体師は筋肉バランスや骨盤の歪みなどを調整して、体の不調を整える仕事です。
整体師は患者さんの体を扱うため、いい加減な技術や施術では取り返しがつきません。
整体スクール選びでは講師の整体技術もしっかり見極めましょう。
また、「施術者の負担が軽い手技を教えてくれるかどうか?」も合わせてチェックするのがおすすめ。
一日に何人もの患者さんに施術を行うので、指が痛くて押せなくなるのは日常茶飯事。
特に小柄な女性なら施術を続けるのは難しいでしょう。
しかし指が痛くならない=対応できる人数が増えるなら、その分収入アップにつながります。
患者さん、そしてあなた自身が楽になる整体技術を身につけましょう。
指名率を上げるコミュニケーション能力
整体師はある意味、接客業。
カウンセリングで「患者さんから身体についての情報を多く引き出せるか?」がカギです。
コミュニケーション能力が低ければ患者さんから話を聞き出せないので、症状に合わない施術で身体の状態が改善しません。
患者さんが満足しなければ口コミも発生しないため、リピート・指名も増えないでしょう。
整体スクールでは対面でのやり取りの仕方を学べます。
中には、インターネットスキル(SNSでの宣伝方法やHP・予約システム)もカリキュラムに含まれているところも。
患者さんとのコミュニケーションに関するノウハウを学んでおくと、独立開業後もきっと役立つはずです。
まとめ:整体スクールで学べるのは知識・技術・コミュニケーション
整体スクールで学べることを紹介しました。
- 体についての知識
- 体を整える技術
- 指名率を上げるコミュニケーション能力
整体スクールを比較する時は費用や期間の他に、スクールで何を学べるのかをきちんと確認するのが重要です。
整体師として成功するために、納得のいく整体スクールを選びましょう。