リフレクソロジーの歴史

– 足裏を開放する –


身体に癒しが必要だと実感する時に、ついつい街中で見かけるマッサージやリラクゼーションの看板に目がいってしまうという人も少なくないはずです。
身体が癒しを求めている時、座って靴を脱ぐだけで、とても開放的な気持ちになりリラックス・リフレッシュできたように感じるはずです。
足裏に対する刺激というのは、気分にも大きく影響するということが分かるのです。

– 起源 –

現代の人の健康が守られているのは、古代人の知恵のおかげだと言えるのではないでしょうか。
紀元前2,300年頃の医師の墓と思われるものの壁には、足揉みと手揉みを行う絵が残されています。
古代エジプト時代から、手足のツボの存在を認識し、そこを刺激することによって身体の様々な部分の働きを高めるということが知られ、実際に行われていたということが分かります。

– ゾーンセラピー –

時は経ち、1913年頃、アメリカの耳鼻咽喉科医師であるウィリアム・フィッツジェラルド博士が、全身を10のゾーンに分けるゾーンセラピーと呼ばれる方法を発表しました。
この時フィッツジェラルド博士は、「このゾーンセラピーの基となった手法は、約5,000年前のインドや中国にはすでに存在していた」としています。
フィッツジェラルド博士が、西洋医学的な観点から研究を進めたことがきっかけで、足の裏に着目した健康法は世界に知られることとなったのです。

– リフレクソロジー

1917年、セラピストのイングラム女史は、フィッツジェラルド博士のゾーンセラピー理論を学んだ上で、さらに細かく研究していきました。
その結果、足裏に臓器を投影する反射区の存在を唱え、リフレクソロジーと命名したのです。
足裏のツボを刺激することで、通じる臓器や身体のパーツの働きを高めていくという健康法です。
その後、台湾でリフレクソロジーの本を読んだスイス人のジョセフ・オイグスター神父は、1978年に足裏健康ブームのきっかけになった台湾式リフレクソロジーを生み出しました。

– 余韻を大切にした施術 –

当スクールで指導しているのは、台湾式リフレクソロジーと、古来中国の伝統整体をベースにした、「イタ気持ちいい」施術です。
刺激の強さだけが印象的になってしまうものとは違い、余韻を大切にした、器具を一切使用しない施術なのです。
セルフケアーや家族の健康管理のため、または開業を目指している方の、知識と技術の習得とレベルアップをサポートいたします。
まずは技術を体験したいという方は、戸越銀座・浅草・大岡山・不動前・武蔵小山・西小山・野方・梅屋敷にある当スクール直営サロンをご利用ください。
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